音声配信#4 副業でやるデザイナーはどんな仕事?センスとスキル、それに割り切りがあれば稼げます!(文字起こし)

音声配信しました!

副業でできる仕事を紹介するシリーズ第3弾は、「デザイナー」

興味を持つ方も多い仕事ですよね。

デザイナーの仕事についてお話しつつ、副業で稼ぐための考え方などを話しています。。

#4 副業でやるデザイナーはどんな仕事?センスとスキル、それに割り切りがあれば稼げます!(テキスト版)

こんにちは。
大人の副業計画のらだラボです。

様々な副業を紹介するシリーズの第3回となります。
今回のテーマはデザイナーです。

デザイナーと言っても幅広いと思うのですが、副業でできるのはウェブサイトそのものやそこで使うパーツをデザインしたり、印刷物であればチラシやポップ類をデザインしたりと言ったものが多いかと思います。

私はディレクターもやっていますので、周りにデザイナーさんがたくさんいます。多くの方はメインの仕事としている人が多いですが、中には副業としてやっている方もいらっしゃいますね。

副業で、本業以上に稼ぐ人もいます

その中のお一人の例で言うと、普段は確か、会計事務所か何かに勤めていらっしゃって、週に4日1日8時間勤務をベースに働いています。

そして、残りの日をデザイナーに当てているのですが、以前ちょっと聞いた話では、収入としては会計事務所でもらう金額よりもデザイナーとしてもらう方が多いそうです。すごいですよね。

飲みに行ったときに、「普段の仕事辞めて専門職になっちゃったほうが、効率よく稼げるんじゃないの?」という話をしたことがあるのですが、この会計事務所が嫁ぎ先らしく、「離婚しても辞めさせてくれないと思う」と笑っていました。離婚してもやめれないって面白いですよね。 

副業デザイナーに必要なのは、センスとスキル、そして割り切り

さてさて、彼女はデザイナーとして成功しているわけでもあるのですが、専門職としてデザイナーをやる場合と違い、副業でやるのであれば割り切りがか大切かと思っています。

その理由は、デザイナーさんに必要なのは、センスとスキルだからです。

このセンスとは、必ずしも芸術的に素晴らしいデザインができるという意味ではなく、もっとトータルでいうもの。

と言うかむしろ、素晴らしいデザイン力を持っている方よりも、クライアントの要望を聞いてそれを形にするセンスに長けている方が仕事が来やすいですね。

他の仕事でもそうなのですが、芸術的なセンスはいいもののこだわりが強い場合、クライアントの要望よりも、何と言いますか、、、芸術的な完成度を求めてしまうので、結果的に効果のある物ができないことが多いです。

やはりクライアントさんが求めるのは美しいサイトではなく、例えば売上が上がるサイトとか、会員が増えるサイトなわけで、それを実現するのに芸術的センスはある程度はないと困りますが、そこに縛られると融通が利かなくなるんですよね。 

なのでセンスとは、デザイナーとしてのセンスはもちろん、ビジネスとして仕事をしていくためのセンスも大切だということです。

要望をしっかり聞ければ、仕事を限定しても稼げる

クライアントの要望を正しく形にする力があれば、例えば Webサイトに使うバナーだけしかデザインしないとか、 YouTubeでずらっと並んでいるサムネイルと呼ばれる画像を作るだけでもある程度稼げます。

YouTube のサムネイルなんかは、1枚1000円~2000円でやっている方も多くて、しかも毎日動画をあげる YouTuber さんが多いので、こうなると、クライアントが1人だけでも3万円から6万円稼げるということになりますよね。

センス、大切です!

スキルも限定して身につける方がいい

続いてスキルの方ですね。

 Webデザイナーは、以前は本当にデザインだけをやれば良かったんですが、今はコーディングもやって納品するというのが主流になっています。

コーディングはHTMLと呼ばれる専門用語を使ってサイトを形にしていく作業で、デザインとはちょっと性質が違うものなんです。これを Web デザイナーに求められると途端に厳しくなってしまいますし、HTMLや関連用語は定期的にめちゃくちゃ進化するので、副業として最新情報を追っていくのは結構大変になります。

そこで、Webデザインはやるけれども、WordPressに限るというかたちで稼いでいるデザイナーさんもいます。これは副業だけでなく、プロのデザイナーさんでもいらっしゃいます。

WordPressの広がりってすごくて、私のこの「大人の副業計画」のサイトも WordPress で作っていますが、全ウェブサイトの確か35%くらいがWordPressによって作られているそうです。 それだけニーズが高いので、専門でやると言っても十分に仕事があるわけですね。

そして WordPressは基本構造はできているものですし、ディレクターが入っていれば、無茶な注文は受けてこないはずなので、かなり作業的に楽になるはずです。

例えばメールフォーム一つにしても、普通に作る場合、フォームを作って、送信者には確認メールと返信メール、受信者には連絡があったことを知らせるメールを入れたりすると30分から1時間ぐらいかかってしまうんですよね。

それをWordPressを使えば5分とか10分ぐらいでできてしまうので、作業はかなり楽になります。

WordPressをつかってもギャラはそれほど安くならない

そして、、、

気になるギャラですが、あくまでも私がディレクターをしている範疇ですが、WordPress を使うからといってそれほど安くなるものではありません。

むしろクライアントは、「 WordPressを使って作ったサイトです」と言うと、「新しい取り組みですね!」と喜ぶ場合もあるので、わざわざ安くする必要はないという感覚です。

もちろん予算がなくて、WordPressにするという場合もありますけどね。ギャラについてはいろいろな要因があるのでケースバイケースですが、とりあえず、ここで言いたいのは、スキルを限定するからといって必ずしも稼げなくなるということではないということです。

Adobeの高額ソフトを使用しないデザイナーもいる

さらに面白い話ですが、以前はデザイナーと言うと、AdobeのIllustratorとPhotoshop、これにWebデザインをするならAdobe XDだったかな?
複数ページにわたる印刷物ならInDesignが必需品でした。

これが高いんですよね。ソフトを購入すると一つあたり数万円、月々払いで全部使えるコンプリートプランなら5,680円ですから結構な金額ですよね。年間で考えると、7万円を超えます。怖いですね。

しかも慣れないと使えない。
専門的なソフトですからめちゃめちゃ多機能なんですけど、使いこなすまでには時間がかかるわけですね。私も挫折組です、笑

以前は、これらのソフトを使うことも含めたスキルが当然のように求められたんですが、最近は、バナーやサムネイルを専門的に作る方では、これらのAdobeの高いソフトを使ってない人というのが出てきています。すごい時代ですよね。

そういった方が使っているのは、 Microsoftオフィス系のソフトなんです。オフィス系なら、Windowsマシンを買ったときに入っていることも多いので、新たに購入をしなくても良い場合が多く、金銭的には助かりますよね。

例えば、私の周りでサムネイルを作っている方は、プレゼンの時に使うPowerPointを使っています。彼女は見事にAdobeのソフトを使っていません。確か写真の切り抜きをするのはだけはオフィス系のソフトではできないということで、他のソフトを使っているようなんですが、それも無料のソフトだそうです。

と言いつつ私も、ちょっとだけデザインを担当しているクライアントがいまして、そこでは8年にわたってデザイナーとしてのみ関わっていました。新聞のような媒体で、毎月メールで1万人以上の会員に配信するというものですが、この時使っていたソフトはワード。それをPDFにして納品していました。人のことは言えませんね、笑

まとめ

ということで、まとめに入らせていただきますけれども、副業としてデザイナーをやることは十分に可能です。

大切なのはセンスとスキル。そして自分のできる範囲をしっかりと割り切って、あれもこれもと欲張らないのがポイントかもしれません。

この割り切りの部分に関しては、副業でやる際の肝になる部分でもありますので、また別の機会に改めて紹介できればと思っています。

本日も最後まで聞いていただきありがとうございました。 

大人の副業計画では、同じ名前でサイトも運営しています。

「大人の副業計画」と検索していただければ出てくると思いますので、お暇な時に見ていただくとともに、質問やこの音声で話してほしいことなどありましたら、メールでお送り頂ければと思います。

ありがとうございました。